初めて映画を撮りはじめたのは大学生の時。
東京八王子にある高尾山への道路開発の問題でした。
2年あまり前に住みはじめた小金井市で、残された貴重な自然をこわす道路計画があることを知りました。計画ができたのはなんと、1962年!
ゾンビのように生きのびた計画が、ふたたび頭をもたげはじめています。
計画当初から63年経った現在、当時言われた「道路の必要性」はまったく変わっているというのに、あらたな理由をこしらえては進めようとする政治の創造/想像力の欠如。
気候危機がいっそう深刻になる中、都市には多くの水を溜められる場所、日よけになる緑を増やさなければと政策変更している国がたくさんあります。政治家が観念と惰性ではなく、目の前の現実に向き合ってる国々です。
小金井市で、4月25日~27日にかけてこの地域の自然を大切に思う人たちとイベントを計画しています。僕も動画編集でかかわります。
高尾山の道路計画は押し切られてしまったけれど悔しさはいまも胸にあります。
都市の自然を守り、いっそう増やして、みんなで生き延びていきたい。
そんな思いのある人は、クラファンにぜひお力添えください。