拝啓
2011年3月19日、東京から地元宮城県名取市へ戻った僕は何を記録すべきか、誰にカメラを向けるべきか、いつも迷いながら取材をしていました。
ひと、原発、動物…
色々なテーマを探りながら、宮城、福島の被災地を方々歩き回る毎日でした。そんな取材を続けていた6月、それまで撮りためていた、被災地に生きる動物たちの様子を映像で伝えるための場を、東京表参道で企画してくださったのが、この「犬猫ものがたり６」の主宰者・山梨牧子さんでした。
そこでお観せした映像は本当に荒削りなものでしたが、それでも、こうした発表の機会を積み重ねて行くことが出来たお陰で、いま「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」という一本の映画に完成することが出来たのだと感じています。
海のものとも山のものとも分らない馬の骨に発表の場を提供して下さり、また資金面でも応援して下さった牧さん。4月14日のイベントでは、その頃のお話もさせてもらえたらと思います。みなさま、ぜひご来場下さい。
−以下、ご案内−
犬猫ものがたり６〜天災と人災と、命の軌跡〜
『犬と猫と人間と２ー動物たちの大震災』サロントーク&交流会
宍戸大裕監督 X 飯田基晴プロデューサー 進行：牧
『犬と猫と人間と』の飯田監督が名取出身の宍戸監督にバトンを渡し完成まで導いた待望の第2弾。大地震、津波、福島原発．．．今に続く命の軌跡を追い、問いかける入魂のドキュメンタリー。５月からの全国ロードショーに先立ち存分に語っていただきます！
＊映画は紹介のみになります。
作品観賞は映画館でぜひ！
2013年4月14日（日）17:00〜19:00（開場16：30〜）
定員：30名
参加費：2000円（シェルター援助金込）
会場：ヘムスロイド・ハウス2F ミモザ・ギャラリー
〒107-0061 東京都港区北青山1-5-15
＊予約
inunekomonogatari@gmail.com
03-3721-1970 ／ 080-3727-1914 (マキ)
＊併催：4月8日〜14日
家族募集中の犬猫達を写真紹介
「Wauschwitz ワウシュヴィッツーちいさな原画展」
（文：吉川愛歩 絵：矢原由布子）
関連書籍、DVD、グッツ販売あり。
＊犬猫ものがたり
http://yhi1971.com/inunekomonogatari
−ご案内以上−
敬具
平成癸巳 弥生三十日
宍戸 大裕
