「放牧中止」に抗議します(農水省・省令改正案)

農水省パブリックコメントを送りました。
アフリカ豚熱や口蹄疫の感染防止を理由に家畜を「放牧中止」にするという省令改正案が出ています。
外へ出られなくさせられる苦しみは、昨今わたしたちが身を以て受けてきた苦しみです。
家畜の場合も名目は「伝染病予防」。しかし、畜舎飼育自体が3密(密閉、密集、密接)環境です。放牧の方が畜舎飼いより感染リスクが高いという科学的根拠が無いことを、農水省も認めています。改正案には放牧中止期間も明示されてません。一生外に出ることも出来ずに「ステイホーム」を強いられる可能性もあるのです。
そして、畜舎はそもそもホームというより、満員電車です。

全国、約4300の養豚場のうち放牧は約140農場。牛は乳用牛で約30万頭、肉用牛は約11万頭が放牧飼養されているそうです。影響は甚大です。

※参考:日本農業新聞(6月6日)

 

今、私たちにできること。
1、農水省パブコメに意見を出す。(6月11日〆切です)
2、3つのChange.orgに署名する(ワンクリックで、とっても簡単です!)

パブコメ
家畜伝染病予防法施行規則の一部を改正する省令案の意見・情報の募集について

Eva

アニマルライツセンター

生産者

2011年の福島原発事故のあと、取り残された家畜動物が身動きできず餓死していく様を目の当たりにしてから肉を口にすることが少なくなりました。新型コロナ感染症を通して人類がこの星の生きものをどれほど搾取し収奪してきたか、もうわかってもいい頃です。

 

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