鹿を馬といいつのる者たち

鹿を馬といいつのっていれば、いずれ鹿は馬になるらしい。
ほんとうか?
石破の本を読むと、石破の考えはわかる。
賛否はおいても、とりあえずわかる。
安倍のいうことは、残念ながらさっぱりわからない。そもそも彼はひとを説得しようとしていない。俺はエラいんだ。国民が俺を選んだんだ(ここに論理の飛躍があることをわかっていない)。だから何を決めてもいいんだ。それしか言ってない。だからわからない。
彼は自分の感情をコントロール出来ない。
論理もない。理性も知性もない。
日本憲政史上もっとも愚劣で低級な、総理大臣。

鹿を馬といいつのる人間によって、日本国自衛官は戦争に参加させられる。日本国民のうえにほんとうの危機がやってきているとき、電車に揺られる日本人は、うつむきながらみながみなちいさなスマホゲームにうち興じている。
日本国憲法は、日本人にはすぎた代物だ。

大道廃れて仁義あり。
日本男子の腕前を見せていくのはこれからだ。
まずは戦争を見に行かねば、と思う。

平成甲午水無月十四日
宍戸 大裕