あらゆる当事者を国会へ

あらゆる当事者を国会へ。
れいわ新選組比例代表1位・舩後靖彦(ふなごやすひこ)さんの紹介映像をつくるため本日千葉県内で撮影に臨みました。舩後さんは難病のひとつであるALS(筋萎縮性側索硬化症)の当事者です。車いすで移動し、人工呼吸器と胃ろうを使っています。声が出せないため、会話は介助者が文字盤で読み取ったりご本人が口で噛むセンサーを用いてパソコンキーを操作し行います。

12年前の参議員選挙で、やはり車いすに乗った障害当事者が民主党から全国比例区に出馬しました。当時大学生のわたしはその選挙に参加させてもらい、候補者と全国をまわり障害者の自立生活運動を知りました。津々浦々で出会った、社会から目を向けられることなく虐げられている人たちが、自らの尊厳をかけ声を限りに訴えている姿に、生きる意味を見つけられずにいた大学生わたしは激しく揺さぶられ、救われました。
12年後のいまも当事者の声は強く、そして切実です。

舩後さんは、自身と同じような境遇にある人をサポートする活動をされてきました。インタビューでこれまでの歩みを尋ねると、若くして先に旅立っていった仲間のことを思い出されたようで、しばし言葉が止まりました。
時をおき、舩後さんはこう決意を述べました。
「日本の全患者を幸せにするために全力で働きます」。

あらゆる当事者を、国会へ送り出しましょう。

  

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